昨日偶然TVで観かけた番組『数学者はキノコ狩りの夢を見る~ポアンカレ予想』。
着物屋さんとの約束があって番組途中で出掛けなければならなかったんで、結末が気になって気になって仕方なくて購入したのがこちらの本→NHKディレクター春日真人著『100年の難問はなぜ解けたのか』。
私の知らないところで(笑)、世の中には所謂『世界の7つの超難問』と呼ばれる数学の課題があるそうで(と言うか、その1つであるポアンカレ予想はもう結論が出ちゃったから現在では6つ)、それに挑戦して挫折した or 破滅(←人生的にね)しそうになった数学者たちのお話です。
提案者であるフランスのアンリ・ポアンカレさんの名前をとってつけられたこの数学の難題。 何しろ数学のプロが寝食削って頑張っても100年もの間解けなかった程難しい内容らしくて、ペレリマン博士が結論を出すまでに沢山の優秀な数学者達を崖っぷちに追いやっていたらしいです。
更にこのペレリマン博士も かなり精神的に危ないところまで追い詰められていたようで、難題解決によって栄誉ある賞を頂けたのに それを拒否して雲隠れしちゃう・・・なんて事になっちゃいます。
ところで数学者って有名な人には男性が多いですよね? やっぱ男はロマンを追う生き物なのかしら?(笑)。 食うだけが人生じゃない!ってスタンスかな? ←基本的に女性は『象徴』とか『プライド』とか『夢』とかよりも、老後とか今晩のおかずとか もっと現実的な目線で生きているような気がします(笑)。
天職を持ちながら、どこまで人間として世俗とのお付き合いをして行くのか、どうやってその境界線を引くのか・・・昔々 一応『天職』と思える仕事に就いていたわたくしとしましては(あははっ、今は只のダメ主婦ですけど~!)まあ兎に角面白い内容でございました。
今日は近所のスーパーでお買い物したり荷造り、それから両親が旅行から帰る前に慌てて家のお掃除やっておりました。