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お部屋も白系の内装だったけど、ダイニング・エリア( ↓ )も真っ白(笑)。 さて、Croatiaは3年ぶり。 とは言っても前回はクルーズ船でDubrovnikに立ち寄っただけなので、トラムに乗って首都Zagrebの街中も観光する事にしました。 ← こちらの写真は中央駅。 ツアーの前にダンナのリクエストで立ち寄ったのがネクタイ専門店のCroata( → )。 Croatiaはネクタイ発祥の地だそうで、Croata以外にも幾つかネクタイのお店を見掛けましたよ。 このお店のネクタイはデザインがイマイチだったけど、蝶ネクタイは種類も多かったし質も一番良かったような。 あっ、(使われている生地が少ないのに)シルク製のものは結構なお値段でした(汗)。 ツアーのスタート地点はこちら( ← )Croatiaの英雄、イェラチッチ総督(って誰?)の銅像が立つJelacic広場。 丁度この日は何かのお祝いの日かなんか?で、広場では民族衣装を着たバンドと子供達が演奏 & 踊りを披露。 暫く眺めた後、3時間のウォーキング・ツアーに参加。 最初に訪れたのが、こちら ↓ 中世に造られたStone Gateと呼ばれるもの。 当時は木造で、一度消失した後に石造りに変えられたんだそうです。 通り抜け出来るこの頑丈な門の内部には礼拝堂があって、地元の人も観光客も真剣にお祈りを捧げていました。 Stone Gateの屋根に取り付けられた奇妙なもの( → )は・・・只の飾りではなくて一応機能がありまして、夜空を飛び交う悪魔・魔女達を引っ掛ける為のものなんだそうです(笑)。 ガイドさんの説明では市内に同じ様なものを取り付けている屋根が幾つかあるのだとか。 下の写真はZagrebの観光ガイド・ブックに必ず載っている聖マルコ教会(St Mrk Church)。 この教会は復元されたもので、左が紋章がクロアチア・ダルマチア・スラヴォニア王国の紋章、で右の紋章がZagreb市のもの。 因みにCroatiaの通貨は『Kuna』。 このkunaとは動物のテンの事で、屋根の左側の紋章にも黒のテンが描かれていたり、コインにもkuneのデザインが施されています。 ← 左の写真の若い女性が今日のガイドさん。 昨日まで滞在していたスロベニアは、地理的にも経済的にも民族構成的にも 他の旧ユーゴの国とは一線を画していて、紛争が勃発した際に 一早く秘密裡に武器を揃えて準備し、いざ戦争となった時には素早く国境に通じる道路を閉鎖したりして僅か『十日間の戦争』で終結させる能力があったけれども、クロアチアの場合は長期化。 彼女が幼い頃はお菓子の包装にも『戦争関連』のデザインがプリントされていたりして、今じゃ考えられないけれど当時は『それが当たり前』って思っていたんだそうです(汗)。 下の写真は見張りの為に建てられたLotrscak Tower。 毎日正午に一発だけ大砲が打たれて(左下の写真)、爆音がした後に窓からオジサンが顔を出します。 ← この人のお仕事は1日1度だけ大砲を打つ事、なんですって!(笑)。 クロアチアの偉人広場みたいなスペースもあり、壁にはパラシュートを作ったFausto Veranzio、世界初の固体インクの万年筆を発明したPenkala、飛行船を発明したDavid Schwarz、それに本来エジソンと同じ位有名になっても不思議じゃなかったはずのNikola Tesla・・・等の絵が壁に描かれてたんですが・・・ パラシュートはVeranzioが作る以前にも存在していたって言われてるし、Schwarzはクロアチア、っていうよりはオーストリア・ハンガリー帝国の人だし、Telsaの両親はセルビア人だったし『クロアチアの偉人』と言い切るには問題がありそう?(笑)。 この後ユダヤ人達が集団で住んでいた地域にも立ち寄ってみましたが・・・クロアチアでも多くのユダヤ人が犠牲になっているんですね(汗)。 こちら ↓ の教会はCathedral of Assumption of the Blessed Virgin Mary。 実はこの教会に使われているシャンデリアは・・・Las Vegasのとある富豪が所有するカジノで使われていた?ものを寄付してくれたそうなんですが、何しろ『神聖なる教会』に『罪深いカジノのシャンデリアを使う』だなんて!って事で市民の間でも反対意見が多かったのだとか。 でも取敢えず新しい照明を設置するまでと言う事で一時的に使ってみたら・・・『あら不思議、とても合っているし、いいんじゃな~い♪』・・・ってワケで今現在も使われているのだとか(笑)。 これで市内ツアーはお終い。 ところで、やっぱり今日は何かの記念日だったのかしら? 市内中心部のあちこちで楽団の演奏をやっていたり、旧式の軍服を着た一行を見掛けましたよ。 最後は、うふふっ、な考古学博物館( ← )の内部を見学♪ 何しろスロベニアで思わず古代ローマ関連の遺物を見掛けてしまったので、こちらも期待して入館。 ( ↓ こちらの建物も内部がクラッシックな感じです♪) 博物館のハイライトは、右の写真 → のVucedol Doveと呼ばれているもの。 儀式に使用されたであろう鳩の形をした土器は、紀元前2800~2500年のものと推測されていて、20 kuna札にも描かれている程重要なものらしいです。 その他、古代エジプト・コーナーがあったり・・・ でもやっぱり わたくし的に一番楽しかったのは古代ローマ時代のコーナー。 展示品の数は際立って多くはなかったけど、この博物館では どうやって古代ローマ時代に道路が造られたのかとか、一般的な測量の道具とか、他の博物館とは少し違う(インフラ関係の)テーマの展示コーナーがあって凄く面白かったです! もう一つ有名な展示品の1つが、右下の写真に写るSalonaから出土した若い女性の頭部。 これはカラカラ帝の妻、Fulvia Plautillaのものじゃないの?とも言われているのだとか。 張り切って博物館のカタログを探したのに、英語版どころかローカル版さえもロクなのがなくてガッカリしましたが、気を取り直して遅めな時間になってしまったお昼のレストラン探し。 青空市場を覗いた後、適当にOtto & Francにて地ビールやローカル・フードを頂きました。 左下の写真は、頭上の方から猫の様な鳴き声が聴こえると思って見上げたら・・・変な所に挟まってしまい身動き出来なくなっていた子(汗)。 ホテルでコーヒーやらビールを飲んで時間を調整した後、タクシーで空港へ。 そして2か月程前にオープンしたばかりで真新しいモダンなデザインのFranjo Tuđman 空港がこちら(↑ ← ↓ )! まだ出来たばかりだから、どこもピカピカ、ツルツル(笑)。 でも飛行機の発着が頻繁にある訳じゃないし、お客さんもまばらで空港内はがら~んとしてて・・・とあるコンソーシアムが30年間の独占営業権を持ってるらしいけど・・・大丈夫?(笑)。 煌々と明かりが灯るZagrebに別れを告げて・・・やって来ましたSplit!(涙) 3年前のクルーズの時は、立ち寄ったDubrovnikからの距離があり過ぎて涙を呑んで諦めなければならなかったSplitですよ、奥さん! 到着が夜の11時を過ぎていましたが、予めホテルの車を頼んでおいたので余裕でチェックイン♪ 泊まったお部屋はこんな感じ( ↓ )。 ちょっと狭かったけど 寝るだけなので気にしない、気にしない。 早速荷物を置いて外に出てみたら・・・あらら、余りにも遅い時間帯だったので 海岸沿いの殆どのお店は椅子を片付け始めていて、『開いているお店』って基準で選び ビールで乾杯~♪♪ な夜でした。 注:国内移動なのでわざわざ飛行機ではなくても、バスでもZagreb~Split間の移動ができますが、ちょっと中年には厳しい6時間超かかります(笑)。 だから飛んでしまって正解でした。
by diari5
| 2017-05-27 23:05
| Europe 17
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