朝方 まず恒例のティー・セレモニーをし、義両親から紅包とお茶&年始のお言葉を頂いてから外出。 義母の知り合いのお宅へ新年のご挨拶に伺った後、家に戻ってランチ。 昨夜とは打って変わってベジタリアンのお昼を頂き、夫々の部屋で休憩。
空港に向う途中 義理の祖父 & 祖母のお墓参りを済ませ「さようなら~」・・・って事で、今回のPenang行脚は1泊2日onlyでございました♪ ←本当は旧正月第一日目の夜は Ipohでのディナーに義両親と一緒に参加しなきゃなんですけど、ダンナの意向で今回は省略なのよ~。
夕方帰宅して即行で荷解き。 殆どのお店は休業してたので、PublikaのChawanで食事(→写真)。
←こちらは今日読み終えた塩野七生著『ローマ人の物語 - ハンニバル戦記 3/4/5』。
Hannibalと言えば・・・象と大軍を引き連れてスペインからイタリアまでアルプス超えまでして 当時共和制だったローマに攻め入ろうとした人、ってので めちゃ有名ですよね。
この3巻では、名将Hannibalの夫々の戦い(当時の戦争の形態、戦場の地形、周囲の状況、各軍の内容、各国の統治システムを含めて)を中心に、その前後の歴史についてかなり詳しく解説されています。
2年半前にチュニジアのCarthagoと郊外をちょこっとだけ旅行した際、なぜ共和制ローマがあれ程徹底的にCarthagoの街を破壊しちゃったのかな、って意図がイマイチ掴めていなかったんですけど、この本を読んで どれだけHannibalが天才的な戦術家・将軍だったのかが理解できたし、そりゃローマだって最後は『禍根を残さず』的な行動に出るのも仕方ないわ、って納得。
因みにHannibalがローマの大軍を相手に快勝したBattle of Cannae(カンネの会戦)って 2200年も前の戦いなのに、現在でも欧米の陸軍士官学校では 彼のその時の戦術の内容を勉強するんだそうです。
全くもって 読み終えるのが勿体無いくらい面白い本でしたよ!