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朝遅めに起きてKLGCCで走ってから(96)1MKでお買い物。 半日出勤から戻ったダンナと一緒にSri HartamasのGyuniku Signature( ↓ 写真)でランチ。 午後は2人で家の片付けをしてお終い。 夕飯はシーフード・リゾット、ビーフ(Las Vacasでお肉買ったら、結構高かったわん・・・汗)とマッシュルームのサラダ、浅利のスープ。 やっと読み終えたのがこちら←塩野七生著『ローマ人の物語 ローマ世界の終焉 41-43』。 序文に『一民族の興亡を書き終えて痛感したのは、亡国の悲劇とは、人材の欠乏から来るのではなく、人材を活用するメカニズムが機能しなくなるがゆえに起こる悲劇』って書かれていて わたしゃ凄く共感。 これって民族だけじゃなくて、一国の政治、企業経営・・・と広く共通して言えることですよね? これからの日本はどうなっちゃうのかしら?ってのが頭を過ぎりましたよ(汗)。 さて、ローマ人物語もこれが最終編。 いよいよ最後の時を迎えます。 前巻でテオドシウス帝が2人の息子にローマ帝国を東西に2分割(←って書いてましたが、塩野さんは元々は東西分離、というより分担統治させる予定だったんじゃないか?って推測してます)。 どちらにしろ、これ以降 以前のように1つの帝国に戻ることはなく東西別々の道 & 歴史を歩むことになります。 代々の皇帝の一番重要な責務が『国家の防衛』であったにも関わらず、5世紀ともなると夫々の皇帝は自ら出陣することもなく戦いは将軍まかせ(しかもその扱いに失敗を重ねるし・・・汗)。 一方で蛮族の力も数も増し、彼らの南下に圧されてローマ帝国の領土は侵略され放題。 帝国の経済と軍事力の弱体化で反撃さえも充分にままならないどころか『首都ローマの劫掠』さえも許してしまい手足のあちこちをもぎ取られていきます。 終に紀元476年、西ローマ帝国はずっと昔徹底的に破壊した『カルタゴのような壮絶な死』とは全く対象的に、蝋燭が短くなって火が燃え尽きたかのように 引継ぐ皇帝を出すことなく静かに消えてなくなります。 ←最終編だから気合入れて読んだのに、余りにもあっけないendingが悲しかったわん。 で、一応東ローマ帝国はこの後も(歴史上)でビザンチン帝国という別名を持ちながら1453年まで続くんですが、もはやその中身は『ローマ帝国の生き残り』ではなくて全く違った別の帝国として考えられているので、通常は西ローマ帝国の滅亡を『ローマ帝国の終焉』とするらしいです。 ←全編読んでみると そういう理由なのも納得。 『ローマ帝国史』ってメチャ長いのが分かっていたので 今までずっと避けていた?のですが、塩野さんの本はとても分かりやすく解説されているし、読み始めてみると凄く面白い内容だったので このシリーズを手にする事が出来て本当に良かったです。 次回ヨーロッパを違う視線で旅行してみたいと思うようになりましたよ。 ←皆様にも超お奨めです♪♪♪ * * * * * さて、今年1年を振り返って・・・ ①髪の毛を伸ばす → 肩までつくようになったけど、結上げるまであと半年は我慢しなきゃ?です。 ②エクササイズ100回 → 未達成、96回しか出来ませんでした(汗)。 ③ローマ人の物語43巻完読 → 内容が面白かったし楽勝?だったわ~。 趣味に関しては、肌襦袢4枚、裾避け2枚完成させたけど、着付けに関してはまだまだ(汗)。 大好きな旅行は全滅で(笑)一時帰国が4回、(日記には全て記録しなかったけど義理の父のお見舞いやお葬式も含めて)Singaporeが5回、 Penang往きが8回・・・で、ホリデーはゼロ(涙)。 来年はもう少し充実させた1年をおくりたいと思っております。
by diari5
| 2013-12-31 23:57
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