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夜明け頃に目が覚めてしまったわたくし。 お部屋で何もする事がなかったので、グッスリ寝ているダンナを起こさないよう、そーっと支度をして外を歩いてみる事に。 ホテル内のロビーで猫が寛いでいたけど、どうやって侵入したの?(笑)。 写真では分からないけど 早朝の潮風は冷たかったわん。 昨日もそうでしたが風が強くて涼しい、ってよりも肌寒い位でした。 朝から海辺をジョギングしたり、お散歩しているシニア・カップルもちらほら見掛け、 遠くで「キャ~キャ~」賑やかな声が聞こえると思ったら・・・朝っぱらからロシアからの若者数名が海でバシャバシャ泳いでいましたよ(汗)。 一応水着を持ってきたけど、風も吹いているし 赤道近くに住んでいるわたくし達には気温が低過ぎで泳げない~(笑)。 暫く海辺を散策した後 お部屋に戻ってダンナを起こして朝食へ。 ← 退屈し過ぎちゃって もう待ちきれなかったの(笑)。 ← 昨日頂いたスウィーツやナッツ系のもの等、キプロス伝統の食べ物も並べられていました。 食糧の多くを輸入に頼っているのかと思いきや、キプロスでは野菜の殆どを自給しているのだそうです。 第一印象は 乾燥した丘ばかりで占められているのだと思いましたが、島の別の場所では農業や酪農に使われる平地も多く見受けられましたよ。 食後、腹ごなしにもう一度ダンナとホテルの敷地内をぶらぶら。 さて、今日は少人数のツアーに参加してワイナリー巡り。 ダンナ曰く「Cyprus wineなんて、聞いた事もないよ」って事でしたが、気にしない、気にしない! キプロスはバス等の公共機関が発達していないので、こういうプライベート・ツアーに便乗してしまった方があちこち移動するのに便利なんです。 でも このツアーのガイド(兼ドライバー)さんはキプロスに移り住んだイギリス人で、数年前にこの国が 経済的な意味での『キプロス危機』に見舞われた時の様子やインパクトについて もう少し詳しく説明して欲しかったのに・・・答えがあやふやだったのが残念でした。 ところで 最初に向かったのは、キプロス伝統のスウィーツを作るおばちゃん( ← )のお店。 3代前(右下が 伝統的な衣装を着ている彼女の祖母・祖父の写真)にギリシャから他の国を経てこちらに移り住んで以来、この家ではキプロス特有のお菓子を作っているのだとか。 試食してみたらそれ程甘くなかったので2箱購入。 お菓子自体の写真を撮り忘れたけど、トルコで売っているスウィーツにもの凄く似たものでした。 お店からすぐ傍の ← ↓ 小さな教会を見学。 内部は撮影が禁止されていて 渋めな色合いのフレスコ画の写真が撮れなかったわん。 クネクネとした道を車で登り続け、見晴らしの良い場所へ。 → こちらは丘の上に立てられていた別の教会。 キプロスには沢山の(同じ様なデザインの)小さな教会が建てれているんです。 そして再び山々の間を通り抜け・・・下の写真の『地震により家々が破壊され、住民が村を捨て廃墟となってしまった場所』へ。 もう何年も放置されたままで ドアも壁もボロボロ。 この地域ってかなり強い地震がある地帯なんですね。 知りませんでした(汗)。 因みに、左下の写真の実はCarobと呼ばれるもので、キプロスではシロップにして飲まれているそうです。 修道院の入り口で売られていました。 次にChrysoroyiatissa修道院の内部を見学。 こちらも撮影禁止なので写真がないのですが、イコンやタペストリー等が展示されていました。 小さな島(国)の割に教会の数が多い気がしたので、ガイドさんに聞いてみたら・・・キプロスの教会は昔からとてもお金持ちで財力があるのだとか。 寄付金で教会を建てる、というよりも昨日Barで飲んだ(キプロス市場の3割を占める)KEOビールもキプロスの教会が生産していたり、他にも色々と企業投資をしているから教会建設 & 維持の資金があるのだそうです(汗)。 現在この修道院も僅か数名の神父さんによって管理されているそうですが、信者さん(寄付金)が減っても そういう理由で運営には問題なさそう。 そしてやっと ワイナリー、Vouni Panayiaを見学。 丘の上にあり、遠くにはダムも見える景色の良い場所でした。 キプロスには(有名じゃないけど)幾つものワイナリーがあって、ここもそれ程古くはない施設のようです。 で、早速ワインの試飲。 Spittoonも用意して下さったんですけどね、勿体無いから7種類全部をゴクリゴクリ(笑)。 + ウォッカ2種類。 ガイドさんは運転しなきゃだから1滴も口に出来ず、なんだか少し申し訳なかったわん。 家族経営のワイナリーって言ってたけど、こんなに大きな施設を建てちゃって・・・どうやって初期投資の資金を準備したのかしら?(笑)。 ほろ酔い加減になった所で、オーナーさんがワイナリーの製造工場を案内して下さいました。 再び車に乗り、別のワイナリーへ(名前を忘れた・・・汗)。 お天気が崩れて丁度雨が降り始めたせいか、このワイナリーにはわたくし達以外にお客さんはゼロ。 ひぇ~!、ここのおばちゃんは凄かった! どーんとカウンターの上に、この工場で生産されるワイン以外にもウィスキーやら何やら、兎に角アルコールを次から次へと出してくれて「全部試してね~♪」って・・・汗。 『これ以上飲んだら、帰りのクネクネ道で気分が悪くなっちゃうかも・・・汗』って予感がしたので(笑)数種類だけ選んで試飲させていただきました。 あと1種類、Commandaria(右下の写真に写っているのはSaint Barnabas)と呼ばれる、『世界で最も古いワインの製造方法で作られたワイン?』なるものも頂きましたよ。 かなり濃いアロマが漂う、ポートっぽいお味。 この時点で雨が更に激しくなり、本当は室外でピクニック形式のランチの予定でしたが、急遽予定を変更してワイナリーのテーブルでお昼。 えっと、ツアーに参加したのはフィンランドから来ていた年配のカップルとわたくし達の4名。 でもフィンランド組は「もーこれ以上ワインは飲めない!」って事でテーブルのグラスは2個(笑)。 ガイドさんの奥さんが用意しておいてくれたギリシャ風のランチを頂いて、その後 おばちゃんの案内で少しだけ工場を見学。 ← 完全に4人とも『工場見学はどうでもいいよ~』って雰囲気だったわ(笑)。 ツアーの終わりに訪れたのがこちら ↓ のクラフト・ビールを作って販売しているAphrodite's Rock Brewing。 小さなお店なのでお客さんで一杯。 5種類試 お薦めのビールを飲んだ後、自棄になって追加で2本をオーダー。 ← 帰りの車の中で全員爆睡(笑)。 ホテルに戻り日暮れまで少し横になった後、歩いて1、2分の所にあるレストランへ。 朝食の時に ホテルのマネージャーさんから「お隣の姉妹ホテルでディナー・ショーがあるので観ない?」って聞かれて、即行で席を予約したわたくし達。 レストランの入り口で、いきなりトドメのウォッカ洗礼に会いました(笑)。 ロシア人観光客を意識してのサービスだと思いますが、「遠慮しないで飲んでくださ~い♪」って可愛らしいウェイトレスさんに勧められてこの2杯を飲んだ時には『今日はもうこれ以上アルコールを摂取しないほうが良いのでは・・・』って理性の囁きが聞こえたくらい(笑)。 他にも温かい食べ物がずらりと並んでいましたが お客さんが並んでいたので写真を撮り忘れ。 お腹が一杯になった所で楽器の演奏が始まり、踊り子さん達が入場して急に賑やかに。 何となくギリシャ風の音楽と踊りが幾つか披露された後・・・ きゃ~!! この陽気なおじさん( ↑ )、グラスをどんどん頭の上に乗せて踊るだけじゃなくて、最後はビール瓶まで重ねちゃって動き周るもんだから 近くで見ている方がハラハラドキドキ(笑)。 〆のデザートをちょこっとだけ頂いてお終い。 アルコールを飲み過ぎちゃったし夕食も食べ過ぎ & 1日中あちこち行って疲れてしまったので お部屋に戻って2人とも早めに寝る事にしました。
by diari5
| 2016-05-05 23:52
| Europe 16
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