今日一日は殆ど写真の整理と日記のアップデートをやっていました(汗)。
夜寝る前に読み終えた本がこちら→。 橘玲著 『言ってはいけない 残酷すぎる真実』。
帯に 『遺伝、見た目、教育に関わる「不愉快な現実」 』 って書かれていますが、読んだ感想は ちょっと大袈裟じゃない?って感じ。 それ程残酷な内容ではなかったような?
一部を抜粋すると・・・
◎ 理論的推論能力の遺伝率は68%、一般知能(IQ)は77%。 総合失調症の遺伝率は80%を超える。
◎ 差別のない平等社会をつくれないワケとして、例えば過去2世代においてユダヤ人は科学関連のノーベル賞の1/4以上を獲得したが、彼等の数は世界人口の1/600にも満たない事、アジア系アメリカ人のIQが白人よりも高い事実 などを挙げ、アメリカにおける経済格差は知能の格差である、としています。 そして「知識社会」とは知能の高い人間が知能の低い人間を搾取する社会のこと、と著者は結論づけています。
また、◎ 反社会的人間がどのように生まれるか、については、心拍数と社会的行動の因果関係を示し、テストステロン値の濃度と攻撃性、職業における優位性についても説明、
◎ とある統計によると美人とブスでは経済格差が3,600万円ある事、そして美貌と幸福の関係なんかも解説。
最後のほうでは ◎ 双生児の奇妙な類似点などを挙げ「子どもの人格や能力・才能の形成に子育ては殆ど関係ない」だなんて、毎日子供の教育の為に一生懸命頑張っているお母さん、お父さんの努力に水を差すような結論に導いています。
まあ「統計によると こんな見方もある」って感じで面白く読めたし「残酷」とは全然思えなかったけど~。 それに動物行動学と人間行動学を結び付けた部分なんかは 成る程、と思わせる部分も多くありましたよ。